Total Materiaニュースレタ―(2025年11月版)
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Total Materiaニュースレタ―(2025年11 月版)

Where Material Information Meets Design, Innovation and Sustainability

今月のハイライト

今月のニュースレターでは、新製品"Optimizer"の正式リリースや、BECCSI 2025での国際的なコラボレーションを紹介します。また、SOLIDWORKS のパートナーと共同で公開した、CADベースの材料最適化に関する最新の専門記事、そして材料の弾性や靭性、鋳造欠陥防止をテーマにした注目記事もお届けします。

追加されたデータ

私たちは、お客様が広範囲かつ最新の材料情報にアクセスできるよう、Total Materia プラットフォームを常に改良・強化しています。
11月に新たに更新されたデータは次のとおりです。
カテゴリー 主要なアップデート
金属 - 規格更新 AA, ASTM, ASME, EN, GB, GOST, IS, ISO, JIS, SAE, WL
金属 - 製造業者更新 SSAB, Luvata
接合 - 規格更新 GB/T 37791:2025
接合 - 製造業者更新 MIG WELD S.A.S.U.; Elga, Norsk Sveiseteknikk AS
ポリマ - 規格更新 ISO 5834, ASTM D578
ポリマ - 製造業者新規 Nolato, PTW Technik Wagenfeld GmbH, CamSeals, Bitec, Favier Group, Injextru plastics
ポリマ - 製造業者更新 LyondellBasell, 3M Company, Braskem, Denka, DIC Corporation, Envalior, Freudenberg, Henkel, Trelleborg, Murtfeldt Kunststoffe GmbH & Co. KG
Green Line - コンプライアンス - 製造業者更新 LCY Chemical Corp.
Green Line - 規制更新 DSL/NDSL, SIN List, MEPC, Korean RoHS, EMRT, BPR, CoRAP, SVHC
製品の最新情報

Optimizer:正式リリースのお知らせ

今月、Total Materia Horizon プラットフォームの新モジュール、Optimizer が正式にリリースされました! Optimizer は、「材料の性能だけでなく、コスト・入手性・サステナビリティ・各種規格/法規制への適合といった要件を、どうバランス良く満たすか」という、材料選定における最大級の課題を解決するために開発されたツールです。Horizon データベースと連携し、数百万件に及ぶデータを解析して、複雑な材料データを分かりやすい図表とランキング形式の材料リストに整理します。 またユーザーは優先する要件の重要度も簡単に設定できます。これにより材料選定のスピードと確度が向上し、判断プロセスも明確になります。その結果、設計の手戻りが減る、賢い調達判断につながる、設計・エンジニアリング・サプライチェーンの連携が強化される、などのメリットが期待できます。
Total Materia参加イベント
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BECCSI 2025

Total Materia は、イノベーション、デジタル化、先進エンジニアリングソリューションに焦点を当てた国際イベント BECCSI 2025 に参加しました。本イベントでは、学術界・産業界のリーダーが一堂に会し、研究成果、実際の活用事例、そして将来の製造業における戦略について意見を交わしました。弊社は、信頼性の高い材料データと、それをうまく活用するインテリジェントなツールが、エンジニアリングにおける意思決定、製品開発、そして研究主導のイノベーションをどのように支援できるかを紹介しました。

イベントの詳細(英語)はこちら

パートナーニュース
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CAD/CAEワークフローの信頼性を左右する材料データ

弊社のポーランドのパートナーが、なぜプロフェッショナルな材料データベースが現代のCAD/CAE環境で不可欠なのかを解説する専門記事を公開しました。この記事では、材料データが不完全または古い場合、設計精度やシミュレーションの信頼性にどのような影響が出るのかを紹介しています。特に、応力‐ひずみ曲線や温度依存特性などの高精度なデータが求められる非線形解析、疲労解析、動的解析 では、その影響が顕著になります。
さらに記事では、Total Materia が提供する検証済みかつ継続的に更新される材料データ、世界中の同等材情報、コンプライアンス情報、そしてCAD/CAEへのスムーズな連携が、SOLIDWORKSやCATIAなどを使用するエンジニアの業務にどのように役立つのかについても紹介しています。

詳細の記事はこちら

今月の記事
  • エンジニアリング材料における弾性と靭性
    本記事では、材料が応力下でエネルギーをどのように吸収し、また返すのかを解説しています。弾性範囲での弾性回復力と、塑性変形時の靭性を比較し、これらの特性が実際の材料選定にどのように影響するかを紹介します。また、エンジニアが応力‐ひずみ挙動や数理モデルを活用して、厳しい条件下で性能を予測する方法についても説明しています。

  • 鋼鋳造における欠陥
    鋼鋳造の品質課題に焦点を当てた本記事では、最も一般的な鋳造欠陥の種類とその原因を解説しています。形態に基づく明確な分類法を紹介するとともに実践的な予防方法を提示し、スクラップ率を減らし、品質の安定化を図り、ゼロ欠陥生産に近づくためのヒントを提供しています。
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